第2回 オルゴールの音色の不思議なコンサート

photo19月3日(土)は、日中は爽やかな秋晴れだったものの、気温がぐんぐん上がり夏に逆戻り。

真夏のような暑さの中、第2回「オルゴールの音色の不思議なコンサート」が市営復興住宅のあおい西集会所において開催され、地域の方々に参加していただきました。
今回のコンサートは、日本オルゴール療法研究所のご厚意で開催の運びとなりました。

川嶋代表理事のご挨拶
川嶋代表理事は、「この東松島の方々が地域と一体になり、老人になっても過ごすことのできる環境作りのお手伝いをしたい」という東松島への熱い思いを語られた後、オルゴール療法研究所の佐伯吉捷所長の40数年にわたるオルゴールとのかかわりを紹介しました。photo2

「オルゴール療法は音の響きで大切な生命維持を司る脳の中枢部に影響を与え、心身を癒すことができます。どうぞ不思議な音色をお楽しみください」

日本オルゴール療法研究所の佐伯所長のお話
佐伯所長は、「オルゴールの生の響きが耳には聴こえない高周波から低周波の音の波となり、脳幹と視床下部の血流を活発にします。さらに血流を促し、体温を上げ、免疫力や抵抗力を高める作用があります」と説明されました。
さらに、美しい音色、透明な響きを追求し、長年の使用に耐えるオルゴールと共に活動してきたことなどを話して下さいました。photo3

オルゴールの響きの体験
参加者の皆様一人ひとりに、胸の前で手を十文字にしオルゴールを抱きしめて響きを体験していただきました。
「響きをどこで感じましたか?」と伺うと、「心臓で感じた」「胸に響いた」。
膝に載せたり、手を載せたり、耳に当てて響きの体験をしている方もいらっしゃいました。

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セラピストの体験談に驚く
セラピストの阿佐美さんからは、オルゴールと出会うことで元気に活動を続けることができたとの体験談を話していただきました。

阿佐美さんは病を得て、一時は肉体的苦痛と精神的苦痛と格闘し、うつ状態になりました。
心配したご主人から「こんなものがあるよ」と、オルゴール療法のパンフレットを手渡され、藁にもすがる思いで、「まずはやってみよう」とオルゴールを買ったそうです。
その何か月か後には、今までの苦しみがうそのように軽くなり、今では自宅で3~4個のオルゴールを使い自分の体をケアしながら活動を続けていらっしゃるそうです。

すっかり元気になり、終始爽やかな表情で自らの体験をお話しくださった阿佐美さん。
参加者の皆様は、驚きの表情で聞き入っていらっしゃいました。photo5

参加者の皆様の感想
「震災の時に森に逃げた。(森から離れて)今は気持ちが落ち着かずにいるが、それは(オルゴールと似た周波数の音が流れる)森が良かったということなのかな」

「耳が変だと感じていたので、(オルゴールを耳に)当ててみたら、いいみたい」と笑顔。

「バネ指が何をやっても治らなかったが、オルゴールの上に載せていたら痛くなくなっていた! 不思議」

遅れて参加された方からは、「もっと早く来ればよかった」という声も聴かれました。
「買いたいけれど仏壇を買ってしまったのでダメだわね」、
残念ながら、「腱鞘炎で当ててみたが、ダメだった」という方も・・・。

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参加者の皆様は、オルゴールが奏でる不思議な音色に浸り、その余韻を感じながら、笑顔で会場を後にされました。

日本オルゴール療法研究所の皆さま、ご協力ありがとうございました。
2回目のコンサートも、素晴らしいイベントになりました。

2016年10月11日