講演会「病気の原因の7割は、歯と口が原因だった!」
当協会では、昨年10月から平成27年度 東松島市地域復興活性化モデル事業「さよならメタボ 暮らしの中で健康生活習慣を」に取り組んでおります。平成28年1月30日(土)14:00~16:00、その企画のひとつである講演会を東松島市コミュニティセンターにて開催いたしました。
テーマは、「病気の原因の7割は、歯と口が原因だった!」。
講師は、医療法人社団名悠会サンデンタルクリニック理事長(医学博士)小山悠子先生をお招きしました。
当日は、前夜からの雪で会場周辺も雪が積もり、足元が悪かったにもかかわらず、91名とたくさんの方にご参加いただきました。
講演は、写真もたくさん盛り込まれ、ユーモアもまじえ、とてもわかりやすい内容でした。
参加者の皆さまには、あらためて日常の口と歯の手入れの習慣を振り返るよい機会となったようです。
病気の原因が歯と口にあることを知り、生活習慣予防の大切さを実感した講演会でした。
講演で学んだこと
・歯の大切さ: 顔貌が変わる。噛むことで脳の血流がよくなり活性化し、認知症予防につながる。
・虫歯と歯周病の病原菌が病気の引き金になる: 虫歯や歯周病の病原菌が肺炎・心臓病・胃潰瘍・腎炎・関節炎・皮膚炎・インフルエンザ・低体重児症などの病気を引き起こす原因になる。
・30回噛む習慣を: よく噛むことで唾液が出て、唾液が口腔内をきれいにする。病気予防、ダイエットにもつながる。
・口呼吸の弊害: 口呼吸の人が増えている。口呼吸は顔貌を変えてしまう(歯が出てきたり、口が閉まらなくなったりする) 。
花粉症、扁桃炎、化学物質過敏症、アトピー性皮膚炎、喘息、虫歯、歯周病、うつ病、疲れやすくなる、ドライマウスなど、多くの病気の原因にもなる。鼻は呼吸するためにあるのです!
・歯の手入れの大切さ: 毎食後は食器を洗うのと同様に、歯も毎食後洗う習慣を。歯磨き粉は粘膜に直接当たるので、質の良い安全な歯磨き粉を選ぶことが大切。発泡剤は不要。
参加者の皆さまから
講演後、参加者の皆さまより様々なご感想をいただきました。
・素敵な先生。内容も身近でわかりやすかった、さっそく実行したい
・口腔の知識が乏しかったため、適切なことができていなかった
・講習の内容を家族に伝え、みんなで笑顔を作ってHappyに過ごしたい
・素晴らしい講演だった。今後もいろんなことにできるだけ参加したい
・時間がとても短く感じ、楽しく知識を得ることができた。明日から実践したい
・アレルギーについて学んだ点が多かった
・自身の生活や仕事の参考にさせていただきたい
・定期的に健診とクリーニングは続けていこうと思う
・今まで夜1回の歯磨きだったが、参考になった
・歯と口は手当てが大切だと思った
日常の生活を見直して、笑顔で健康的な生活習慣を身につけたいという皆さんの思いが伝わってきて、主催者一同感激しました。
(報告:八木)
2016年2月25日
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