宮城“て・あーて塾”開催しました

12月1日から2日にかけ、宮城県塩釜市の厚生協会坂総合病院をお借りして、宮城“て・あーて塾”を開催いたしました。一昨年は、て・あーて東松島の家で開催いたしましたが、仙台に近い方が参加しやすいのではと、幸い病院のご協力も得られたので、今回の開催となりました。

参加者は看護師歴3年から40年以上と幅広い年齢層で、臨床、訪問看護ステーション、研究会や組合専従と多彩な場から申し込みをいただきました。最も遠くは秋田から、福島、宮城、そして東京、神奈川と関東からもご参加いただきました。

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小板橋喜久代先生(京都橘大学)の「こころと身体をひらくリラクセーション─生活の中にリラクセーションを活かす─」「リラクセーション法を活用する」では、多忙な日常生活を送っている参加者もいつもとは違う空間で非日常の感覚を体感したようで、「呼吸法」の演習中には、思わず眠気が・・・という人も少なくなかったようです。

photo5いまのやすこ先生(日本赤十字社医療センター)からは「活かせるフットケア」と「爪のケア」の講義・演習。
これまで経験されてきた「様々な爪のケア」の実践から、単に「爪」だけのケアにとどまらないケアの奥深さを学びました。

 

充実した内容の講義・演習により、後に続いた川嶋代表の講義「TE・ARTEの思想‐心とからだを癒すて・あーて」の内容がより深く皆さまの心に届いたのではないでしょうか。
「て・あーての思想を臨床に─経験を言葉に、法則性を仮説に」から、今臨床で“て・あーて”を実践することの価値、重要性を学んでいただけたのではないかと思います。

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2015年12月21日