新たな絆で結ばれた、仮設住宅住民の支え合い

10月26日(金)、23回目のなでしこ茶論。
今日は秋晴れとなり、仮設住宅山王の前の空き地には、背高泡立草が黄金色に輝いていました。
(ちなみに、アレルギ-を起こすのは「ブタクサ」で、背高泡立草は同じ時期に咲くために、しばしば“ぬれ衣”を着せられているそうです)
           

集まった全員が手のマッサ-ジを受けてリラックス。
お互いの健康や来ていない人の健康を気遣う中で、
お布団につまずいて転倒し、今日来られない方の情報が入りました。
それでは、なおさらお辛いだろうと、急遽、訪問マッサ-ジのサービスとなりました。
その出来事は、夜の10時33分に起こりました。
困ったご家族は、なでし茶論で親しくなった方に電話で助けを求め、
それに応じた助っ人は、救急車の手配やその誘導など、大活躍。
その翌日には、「お布団だと起きるのに困るし、どうしよう」と思っていたご家族の心配を受けて、
元防災団のメンバ-だった方が役所に連絡し、
ベッドの手配などの依頼に動いて下さり、ご家族の心配ごとを一挙に解決してくれたそうです。
素晴らしい、ご近所の連携プレ-!!
新しいコミュニティ-で、しっかりと新たな絆ができていることを実感しました。
また、今後の仮設住宅の市側の対策について話が出され、仮設住宅は5年間延長になったことや住宅建設の間取りと家族形態のミスマッチがあることなど、参加者皆さんのお互いの意見交換や情報収集の良い機会となったようです。

いつもはすぐに帰ってしまう方が、今日は雄弁に語る姿が印象的でした。
・・・というわけで、お手玉ゲ-ムは延期となり、今日は「日だまりで、じっくりと語る会」となりました。

2012年10月30日