なでしこ茶論「七夕飾りを作ろう」

あおい2丁目集会所で行われた6月のなでしこ茶論は「七夕飾りを作ろう」。
短冊に願いを書いたり、飾りの輪っか作りを楽しみました。

地域の活動で知り合った方の竹やぶからのこぎりで竹を1本切っていただき、
鉈で余分な枝を掃ったり汚れを落とす作業をして、前日に集会所に届けました。

色とりどりの和紙や千代紙を短冊の大きさにカットして、紙縒りを通して短冊の出来上がり。
あとは皆さんに参加していただけるか、お願いごとを書いていただけるかどうかだけが気がかりでした。

当日、集会所には毎回参加して下さる方々が次々と来室され、
ケアを受ける方も交えて待ち時間に皆さんでお茶っこ。
住民の方々とアイスコーヒーをつぎあいながらの団らんが始まりました。

七夕飾りを作ろう

短冊とのり、ハサミ、輪っか作りの千代紙を並べ始めると、
まずは男性4人がさっと立ち上がり、積極的に七夕飾りを作り始めました。
関心が無かったらどうしようとの心配は無用でした。

輪っか飾り作りでは、「のりはどこ?」「ハサミは?」などと賑やかに声をかけあいながら、出来上がった輪飾りをつなげていきます。
長く出来上がった輪っか飾りは、竹の先端近くに付けていきます。椅子を支えながら、2人で協力しながらの作業です。

色とりどりの折り紙や和紙の中から好みの物を選び、さらさらと願いごとを書いて笹に取り付けていた人も。

 

「なんて書こうかな?」「いろいろあると迷ってしまう」など、
ケアの終わった方々もテーブルの上の短冊をあれこれ選びながら、
和気あいあいと短冊に願いごとを書いたり、飾りを手伝ったりしていました。

「膝が痛い」「腰が痛い」「手が伸びない」「結べない」などの声には、すぐに気遣って手助けをする人がいて、住民同士のつながりを感じました。

短冊に書かれた願いは?

短冊には、
「あおい大好きです」「日本一のあおいにしょう」
「あおい地区がひとつの家族になりますように」
「みんなしあわせに」など、思い思いの願いが書かれていました。

残った短冊については、自治会副会長さんから、他の住民の方々にもラジオ体操の時に書いてもらったり、昼食会の後に書いてもらい、7月7日の七夕まで飾りたいとのお申し出がありました。

参加者の思いがこもった短冊と輪っか飾りで華やかになった笹竹に、
「どうか皆さんの願いを届けてください」とお願いしたい気持ちになりました。

「しばらくぶりにこんな楽しいことができて、来てよかった」、「また来月も来ますね」
・・・このような参加者の皆さまの声が、
なでしこ茶論を続けていく大きな力となります。

ありがとうございました。
また来月、お会いしましょう!

笹竹は、7月7日の七夕さままで集会所の柱の近くに飾ってありました。

(担当:山本)

 

 

 

2017年7月31日