東京 “て・あーて塾”開催のご案内

日本て・あーて,TE・ARTE,推進協会は、東日本大震災のあと、被災地での活動を始めた看護職の集団です。被災地での支援活動をするとともに、質の高いケアを提供する人材育成にも取り組んでいます。その一つが“て・あーて塾”です。

て・あーてとは、手を用いたケアの総称です。人間が生きていくために欠かせないありふれた日々の営みが病気や高齢などで不自由になった場合、看護職も介護職も手を用いてお世話をします。
看護も介護もケアという言葉でつながっています。痛むところにそっと手を当てる、不安な人の手を握るなど、病を癒やし苦痛を和らげるために手を用いてきました。
ところが、医療の高度化が進み効率をモットーとする中、併せて人手不足なども影響し、手を用いたケアが次第におろそかになっています。

そこで、改めて手の価値を考え、現場ですぐに実践できるように“て・あーて塾”を開催いたします。
今回は“認知症のケア”に焦点をおいたテーマで開催します。また、臨床で、て・あーてを実践している看護管理者の報告も予定しています。

手のわざを身につけ、患者さん、利用者さんの思いを聴けるケアのエキスパートを目ざしましょう。
患者さんや利用者さんのQOLを高めるために、今の現場を何とかしたいと願う看護職・介護職のみなさん、どうぞ奮ってご参加下さい。申込をお待ちしております。

開催概要

主催: 一般社団法人日本て・あーて推進協会(代表 川嶋みどり)

共催: 健和会臨床看護学研究所

開催日: 2016年10月1日(土) ~2日(日)

場 所: 千住介護福祉専門学校 5階講堂(東京都足立区千住仲町14-4)

参加費: 20,000円(昼食は各自でご用意ください)
※本会員は1割引きとなります
いただいた参加費は、被災地支援の活動の一部に活用させていただきます

参加募集: 先着40名 (定員になり次第締切)

申込方法:  e-mail: kenwa-rinkanken@nifty.com

あるいは FAX: 03-5813-7396

1) 以下の項目を記入し、上記e-mailFAXにてお申込下さい。

①お名前 ②年齢 ③性別 ④所属 ⑤職種と経験年数

⑥連絡先(e-mailアドレスまたはFAX 番号、 または郵送先住所)

2) 申し込みとともに、以下の口座に参加費をお振り込み下さい。

振込先: りそな銀行千住支店 普通口座 口座番号1832384

社)日本て・あーて,TE・ARTE,推進協会

3) 参加費の振り込みが確認できましたら、参加証をお送りいたします。

連絡先日本て・あーて,推進協会
〒120-0022東京都足立区柳原1-29-16 事務局(宮城・中山)
TEL: 03-5813-7395

【プログラム】

101()

9:30~受付・オリエンテーション

10:00-12:00 講義①て・あーての思想
小野寺 綾子(日本て・あーて推進協会理事、元 神奈川県立がんセンター看護部長)

12:00-13:00 休憩

13:00-17:00 講義②③認知症高齢者の言葉を聴く
水野陽子(日本て・あーて推進協会理事、元日本赤十字看護大学 認知症看護認定看護師教育課程教員)

102()
9:30~受付

10:00-12:00 講義④触れる・こころを癒すタッピングタッチ
八木美智子(日本て・あーて推進協会理事、タッピングタッチ協会認定インストラクター)

12:00-13:00 休憩

13:00-14:00 講義⑤触れる・こころを癒すタッピングタッチ
八木美智子

14:10-15:40 講義⑥臨床で、て・あーてを実践する
重見美代子(美須賀病院(今治市)看護部長╱て・あーて塾修了生)

15:40-15:50 意見交流「て・あーてを臨床に取り入れるために」

16:00 終了

2016年7月4日