クリスマスツリーのデコレーション(介護予防いきいきほっとサロン)

東松島市の社会福祉協議会主催で行われている月2回の「介護予防いきいきほっとサロン」、このうち1回を、私たち「て・あーて」が行うことになりました。
サロンは、地域役員の民生委員、健康推進委員の5名の住民の方々が中心になり開催しています。
12月はクリスマスツリーのデコレーションを行いました。

参加者は地域住民の方々。年齢層はほとんどの方が80歳以上とご高齢です。
皆さん自動車で、お近くの方は徒歩で会場に集まって下さいました。
参加者の皆さんと一緒にクリスマスリースやモールの飾りつけを行い、準備完了です。

2分間スピーチ
血圧測定と健康相談の後は、2分間スピーチ。
ここ2週間の出来事で、みなさんに伝えたいことを自由に話していただきました。

「2週間風邪をひいて寝込んでしまい、ヘルペスはできるし最悪でした」・・・大変でしたねぇ

「飲み薬をなくしたが、家の中で洗濯物の間から見つかった」・・・良かった良かった!

「お正月とかクリスマスは無い方が良い。年を取るのが嫌になる。床屋さんに行くと”おめでとうございます。3,500円です”と言われたが、弟が行ったら2,000円だって、顔見て言うんだべがやー」・・・一同大笑い!

「大根を抜いた。息子に一輪車で室に運んでもらうばかりにしておいた。30本位かなー」・・・30本も?!

「良いことだらけです。一番は皆さんとこうして会えているので嬉しい。二番目は・・・・」
「ここに来ればみんなに会えるので、とても楽しい」
・・・などの嬉しい声も。

クリスマスツリーのデコレーション
モミの木の形に切り取った緑色の画用紙に各自シールや色紙を貼り、飾り付けをして完成させます。


指先の不自由なTさんも、色紙をちぎり飾り付けを進めていきます。モールも色のバランスをみながら丁寧に・・・。
右腕が不自由なKさんも、腕をテーブルに乗せて上手に手作業をしていました。

作業の合間にも会話がはずみます。
「ところで、〇〇さん元気すか?」
「いやいや~奥さんが夜、流星群見たいって歩いて行ったら転んで骨折して寝ているので、介護が大変なんだってー体は動かないのに口だけは動くんだってー」
「ほんでぁー大変だー」
説明を聞く前にどんどん進める方、手助けを受けながらゆっくりと進める方と、進み方は人それぞれ、でも時間内に全員、ツリーを完成させることができました!

お食事会
お食事は、クリスマスらしいメニューが用意されました。
皆さん「うわーおいしそう! ご馳走さまになります」と拍手。

クリスマスプレゼントを交換したり、寄せ書きに感謝の思いをそれぞれ書き添えたり、来年の再会の約束をして会は終了しました。


ツリーを忘れて帰った参加者の方がおられ、玄関まで届けに行くと、
「いつもいつもありがとうねーここに来れば皆に大切にされるし、楽しいがら生きているようなもんだよー。また来年も来っから頼むねー」と、手を握りながらお礼を言って下さいました。

寄せ書きにも、
「いつも楽しい時間をありがとうございます」
「1か月に2回、皆さんとお会いしお話しし、笑い、とても楽しいです」
などの言葉があり、私たちもとても嬉しくなりました。
「2017年は私の年です」という言葉も。皆さんにとって2017年が良い年になりますように!

今後も「介護保険の活用の先延ばし、元気高齢者は東松島から」のスローガンのもと、
地域のみなさんと共に、住み続けたい街作りのサポートをしていきたいと考えております。

2017年1月23日