なでしこ茶論2周年 「腹話術を楽しもう! 」

 なでしこ茶論は、2年前の平成23年9月17日にスタートしました。
 今回、37回目のなでしこ茶論は2周年の記念すべき日。
 腹話術手習い中の当会Y理事が、ぜひ夢と笑いを届けたいとデビューの決心をしました。
 こども達も参加しやすいようにと、土曜日の開催にしました。
 こども達の参加があるかどうか心配でしたが、仮設住宅に到着すると、談話室の前にこども達が集まり遊んでいました。
 楽しみにしていたようで、準備の様子を覗いたり、遊びながら待っていました。
 
第1部 腹話術「なでしこ茶論2周年おめでとう」
 茶論は14:00にスタート。
 こどもの参加者は6名(4歳1名、7歳2名、9歳2名、10歳1名)。お菓子をもらって嬉しそうに入場です。
 いよいよ腹話術人形のポコちゃんが登場。「かわいい」「あっ目が動いた」「わぁ、すごい」と拍手で歓迎。

 ポコちゃんの第一声は、「おしょすい(恥ずかしい)」でした。
 大人もこどもも「おしょすいだって」と笑い声。
 その後の「めんこい」「じょんだ、じょんだ」の方言に、会場がとてもにぎやかになりました。ポコちゃんの「お近づきの印です」にまたまた笑い声。方言で会場の空気が一気に和みました。
 ポコちゃんのあいさつと自己紹介。
 ポコちゃんが7歳と聞いて、年が近いこどもたちは「7歳だって」と嬉しそうでした。

 2周年記念のお祝いの歌として、ポコちゃんから
 <むすんでひらいて>
 <どんぐりころころ>
 <浦島太郎>
 の3曲がプレゼントされました。<浦島太郎>は全員で合唱しました。

 ポコちゃんと握手の時間では、こども達が嬉しそうに前に出てきました。
 ポコちゃんから一人ひとり名前を呼ばれ、「元気?」「かっこいいね」「おりこうさんだね」「かわいいね」など声をかけられて、とても嬉しそうに笑顔で握手をしていました。
 人形の回りに集まり「目が大きいね」「まつ毛がすごく長いね」「口の中はどんなになっているの?」などと、初めて見る腹話術人形に興味を持って、頭や頬をなでていました。
 毎回出席の70代のOさんも「かわいいね、かわいいね」と言いながら握手、ポコちゃんの頭や頬をなでていました。
  
第2部 腹話術 「老化現象」
 第1部が終了し、子どもたちが帰ったあと、大人のお茶っこタイムとなりました。
 第1部の腹話術を見ていない人が何人かいましたので、急遽、大人向けの内容で腹話術を行いました。テーマは「老化現象」。
 日常生活の中で、物を失くしたり、忘れたりがひどくなっていること、冷蔵庫に財布を入れてしまったこと、シルバー川柳の「万歩計、半分以上が探し物」が毎日になっていることなど。
 よくある老化現象の様子を織り交ぜながらのポコちゃんとのやり取りに、心当たりのある参加者は、「本当にそうだよね」「あるある」「私も同じ」と笑いながら楽しんでいました。
 腹話術が終了、ポコちゃんが参加者に話しかけると皆さんが笑顔になり、質問に答えてくれていました。ここでも笑顔、笑顔でした。
 2周年のなでしこ茶論、参加者の皆さまに腹話術で楽しんでもらうことができました。
今回、腹話術のデビューをしたY理事の感想:
 なでしこ茶論2周年の記念日にデビューできて良かったです。私にとって記念の日になりました。みなさんの笑顔を見て、とても嬉しかったです。またポコちゃんを連れて来たいと思います。

2013年9月17日