お星様に願いを込めて・・・七夕飾り
7月3日のなでしこ茶論、七夕飾りに取り組みました。
往きの新幹線の車中では、折り紙の本を読みながら、
せっせと「金魚」「着物」などにチャレンジ!
皆さんに、教えられるかしら? と一抹の不安を抱えつつ、仮設住宅に到着。
するとりっぱな笹竹が玄関側で待っていました。
車中で折った見本をお見せしたところ、
「着物」を見るなり、
「素敵!」「折り方、教えてー」「折ってみたい」との声が。
早速、「着物」の折り紙作り。
車中で作ったかいがありました。
皆さん、昔折った七夕飾りを思い出しながら
「やっこ」「風船」「吹き流し」「わっか」「あみ」など、久しぶりの折り紙作りに
「思いだすもんだっちゃね~」
「日本の折り紙って凄いものだっちゃー」と。
↑ 折り紙に夢中・・・素敵なお顔!
〔ここで、七夕伝説〕
織姫は機織りの上手な女性で、美しい布を織り上げ、天帝(父)を喜ばせておりました。
天帝は娘の結婚相手を探していました。
そこで牛使いの働き者の彦星とお見合い(?)をさせ、
織姫と彦星はめでたく夫婦になりました。
結婚した二人は仲よく生活をしていましたが、すっかり仕事をしなくなってしまいました。
天帝は怒り、天の川を隔てて二人を離れ離れにしてしまいました。
しかし天帝は、悲しみに明け暮れる織姫と彦星を不憫に思い、
これから仕事に打ち込むことを約束させ、七夕の夜にだけ、二人の逢瀬を許しました。
こうして織姫と彦星は、七夕(7月7日)に天の川を渡り、年に一度の逢瀬をするようになったとさ。
♪ ささの葉 サラサラ
のきばに ゆれる
お星さま キラキラ
金銀砂子(すなご)
五色(ごしき)の たんざく
わたしが 書いた
お星さま キラキラ
空から 見てる
折り紙に作りに夢中になり、気が付くともう終了時間間近。
「早く帰る準備を」「片付けは私たちがやるから」と住民の方々から言われ、帰途に着きました。
まるで遊びにきた親しい友人が電車に遅れないように送り出すという感じで、
私たちメンバーと住民の方々、親近感が深まったような気がしました。
一丸となって作った七夕飾り。
皆さんの願いが、きっと星に届くと信じています。
飾りを完成できませんでしたが、七夕本番(仙台七夕)までには、まだ時間があります。
皆さんの願いで、笹竹を一杯に飾って下さい。
2012年7月11日
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