ナーシングマッサージの書籍が出版されました!

 て・あーて塾「”て・あーて”の基本~触れるケア 五感を通して触れるケア技術を高める」から、はや3か月。軽擦法の実技演習は、とても気持ちの良い時間でした。
 受講された皆さま、学んだ手技はケアや授業などに活かしていただいているでしょうか。

 さて、このたび、実践編の講師である河内香久子氏、アシスタントとしてサポートいただいた武田美津代氏、中山久美子氏らが書籍を出版されました。“て・あーて塾”の中でもちらっとご案内されていましたね。

 講師やアシスタントの先生方から学んだ手技を再確認できるチャンス! そして、残念ながら受講できなかった皆さまにも、触れるケアを学ぶ機会にしていただければと思い、ご紹介いたします。

 タイトルは『看護・介護で使えるナーシングマッサージ』(医学書院)、さわやかな青竹色のマーブル模様の表紙には、「触れる」をケアにするの文字。帯にも「触れる」は手によるコミュニケーションであり、ケアになる、とあります。
 まさに、て・あーて推進協会が大切にしている「そばにいる、聴く、触れる」がそこに表現されています。

 

 目次を見ると、第3章の実際の手技では、”て・あーて塾”でも行った軽擦法についての項目が設けられています。

 加えて、よく出会う症状やつらさへの対応、セルフケア、レクリエーションなどで使える手技も掲載されています。
 豊富なカラー写真やイラストと35本のWeb動画付きで、手技のコツもしっかり見ながら学べます!

 “て・あーて塾”を受講された方はもちろん、そうでない方も、基本を確認して自己流になっていないか振り返ったり、症状に対応したケアになるよう手技をブラッシュアップする機会として、活用いただければと思います。

 本書がたくさんの方の目にとまり、日常ケアの中で「触れるケア」が当たり前に行われるようになりますように……!

2024年5月10日