「ハウス・てあーて」創設候補地の視察

天候に恵まれた青空に黄金色に輝いた稲穂が、「ハウス・てあーて」候補地視察の私たちを迎えてくれました。
今日の主な目的は、「ハウス・てあーて」の設計をお願いする、設計家ご夫妻を現地にご案内することです。
小高い丘から創設候補地とその周辺をぐるりと見渡して、「素敵な所ね~」と。
爽やかな初秋の風が頬を撫でました。

直接この地にを足を下ろした設計家ご夫妻も、石巻の看護師たちの「ハウス・てあーて」にかける思いを具体化するイメージが沸いたようでした。
きっと、地域の方々が気兼ねなく安心して利用ができ、心身を癒し、QOLが高められるような素敵な設計図を引かれることでしょう。

着工までには乗り越えなければならないハードルが幾つもありますが、
一歩一歩着実に歩こうと思いました。
小高い丘にある東屋。
ここでおにぎりを食べたり、お茶っこしながら話が弾む光景を胸に描きながら・・・
「この場は残して置きたいわね!」
帰途、立ち寄った北上川の中州のシラサギの飛び立つ様子を見ながら、いっそうこの地の魅力を共有できた時間でした。 (小野寺 記)

2012年9月11日