2012年、なでしこ茶論スタート!!

1月20日、今年初めてのなでしこ茶論を開催いたしました。
「なでしこ茶論」を楽しみにしている顔なじみの方々が参加してくださいました。
今回からは、炬燵が登場。
「こたつを囲みながらのお茶っこ」は、より親近感が高まり、
被災者と支援者という関係ではなく人間同士としてのつながりが深まった気がします。よけいに温かく感じられ、和やかな雰囲気の中でのスタートとなりました。
寒さが厳しくなったこの季節、「これケア」では、『寒さをどう乗り切るか』をテーマに
住民の皆さんへ話題・ケアを提供しようと計画しています。
まずは、誰でも手軽にできる『爪のケア』を順次取り入れていきます。
このケアは、昨年11月に松島で開催したセミナーで室谷良子先生(日本フットケア協会)から
教えていただいたものです。
・・・が、未だおぼつかない手技ですので、
先生の著書「爪もみと爪切りで健康になる」(洋泉社)を片手に出かけました。
第一弾は『爪もみと綿棒を使った爪周囲の拭き取り』を行いました。
5本指の爪もみの効果について、
親指は「内臓全般の調子の悪い場合に」
人さし指は「胃腸が悪い場合に」
中指は「全身の血流を良くする」
薬指は「交感神経が優位に働くので疲れたり、気持ちが落ち込んだり時にもむと効果」
小指は「せき、目の調子が悪い場合」
と説明すると、
参加者から「私は中指のマッサジーは、やっちゃだめだちゃー!」との声。
聴くと、持病(既往歴)によるものだということが分かりました。
この言葉をきっかけに、参加者から様々なエピソードが語られ始めました。
医師から癌だと病名を告げられたわけではないのに、
自分ではそうだと思い込み、医師に問い詰めたというエピソード。
自分の時はこうだった、
深刻な病名であったり、
便秘なんだよね、眠れないんだよねと、
普段の生活の中で起きていること、健康問題について、話に花が咲きました。
私たちが看護師だからこその話題であったと思います。
終始、笑いながらの爪のケアでした。
参加者同士の会話や雰囲気から交流が増していることが伝わり、
つながりができていると感じられました。
次回は、2月7日の予定です。

2012年1月30日