お姫さまとりゲームを楽しむ (なでしこ茶論)

11月8日は薄曇りの空、穏やかな秋日よりを感じながら山王仮設に向かいました。

集会場には、午前中で授業が終わった小学生の女の子2人の姿がありました。
仲良く、K君の誕生日祝いの飾りを折り紙で一生懸命作っていました。

今日は、ゲームをするから一緒にやろう~と誘うと、
景品が出るのぉ~?!・・とニコニコ。

<お姫さまとりゲームとは?>

高齢者は、寒い寒いと家に引きこもりがちです。
そんな日常生活から抜け出してもらうために、
温かくなる3月に体を動かし、
集まった人とコミュニケーションを図ろう、ということで考えられたのが、
「お姫さまとりゲーム」です。

元々は3月に行うものなので、ゲームの絵はお雛様。

お互いがチームの一員として頑張り、
自然に「和」ができるゲームです。

<さぁ、始めましょう>
大人も子供も一緒にジャンケンをして、
2組に分かれます。
「最初はグー、ジャンケンポン!」
「勝ったぁ~」「負けたぁ~」
                         
2組になり、グループの名前を付けます。
・つっつくチーム (K君の一声で決まり)
・織姫チーム (R子ちゃんが決める)
で決定。


縦230㎝×横㎝の紙に、絵と点数が書かれています。

お姫さまは100点、甘酒は80点、風船は-30点など、
それぞれの絵ごとに点数が書かれています。

そして2m離れた位置から、炒った米150gが入った青い袋を目指すところに入れます。                


4歳のT君。
お猿さん目指してポイと投げる…あれぇ~外れちゃった。


今度はお猿さんの顔にしっかり入りました。
30点! チームに貢献しました。

お次はK小母さん。
「頑張れ~」と声援を受け、
よっしゃーと張り切ってお姫さまを目指します。
あれ~? 力投しすぎてハズレ。残念!


次の挑戦は大好きなお酒を目指し、
見事、80点! チームに貢献しました。                  
                         
3回勝負で、一人ひとりの点数が加算されます。 

3回目の勝負になると、
大人も子供もコツをつかんだ様子。
100点をとれるようなりました。
  

                      
せっかくお姫様に入ったと思ったら、
風船とお姫様の間に袋が入る珍ゲームも。
これは、100-30=70点。 悔しい!

いよいよ、3回勝負の結果発表です。
・織姫チーム 1800点
・つっつくチーム 1380点


織姫チームの勝ち!
「バンザイ!」「バンザイ!」
喜びが顔一杯にあふれます。

「久々に大声出してすっきりした! あぁ~気持ち良かったぁ~」

ゲームの後、参加者全員に景品を差し上げました。
「お母さんのおみやげにしょう!」「きっと喜ぶよね!」

大人も子供も、チームのために一所懸命に頑張る姿、とても素敵でした。
次回はどんなゲームが良いかなぁと思案しています。
みなさんも、是非一緒に考えてください!


最後は、Tちゃんを腹ばいにして、おかあさんに腹臥位の良さを説明しながら
「ハイ、ポーズ!」

小母ちゃんのお尻、おっきいなぁ~

2013年11月14日