看護職のためのヨーガ体験教室~身体から心へ…リラックスしましょう


未曾有の大震災以来、石巻市・東松島市の地域医療、看護に懸命に携わって来られた看護師さんが多数いらっしゃいます。
今回は、そんな看護職のみなさんのお疲れの身体を少しでも癒せればと、ヨーガ体験教室を開催いたしました。会場は「て・あーて東松島の家」です。

日本ヨーガ療法学会理事の佐藤美弥子先生のご支援により、
8月31日、9月28日、10月26日の3回(各2時間コース)、教室を開催することができました。
参加者ののべ人数は、32人。

第3回の10月26日は、夜間に震度4の地震がありました。
サイレンの音と津波警報で目覚め、そのまま早朝から出勤し、仕事で疲れて
教室への参加をどうしようかと迷っていた方もいらっしゃいました。
でも、思い切って参加してみたら受講後はリラックスできたとのこと。
これもヨーガ体験の効果ですね。

リラックスを体験しよう!


身体から生じてくる感覚や呼吸を意識し、
静かに自分と向き合い、
忙しく動き回る心の働きを静めていきましょう。

柔軟な身体を目指して、
でも無理をしないこと。
自分の身体が硬いと感じたら、
無理に伸ばそうせず、その感覚を観察してみましょう。

負荷をかけるとき、息は止めずに吐いて、緊張させた後の緩む感覚も味わってみましょう。


片足を横に伸ばして、腰やわき腹を伸ばしてみましょう。
意外に体の外側を伸ばすことは、日常の動きでは少ないものです。

あぁ、私の身体は、こんなにも硬くなっているんだぁ、
思うようにポーズが美しく決まらない・・・

美しいプロポーションの佐藤美弥子先生のポーズ(↑写真正面)。
なんて柔らかい身体でしょう!

左足を伸ばし、右足を曲げ、左の肘を右ひざの外に掛けられたら、そのままゆっくり後ろに捻ってみましょう。
気持ちよいところで止めてください。

大丈夫なら、息を吐きながら肘と膝を押し合って、さらに負荷を掛けます。
これがアイソメトリックの動きで、単なるストレッチとは違うのがわかりますね。


ヨーガには、ゆっくりした動きのなかに身体の均衡がとれる動きがあります。

「姿勢が良くなったような気がする」、
「日頃使わない筋肉を伸ばし、とても気持ち良かった」
「リラックスできました」などの感想をいただきました。
リラックスした顔、顔の記念撮影。お疲れ様でした!

2013年12月1日