なでしこ茶論

「なでしこ茶論」は、仮設住宅でお暮らしの方々の、ひと時でも心おきなく話ができる場を作りたい、
中高年の方々にはご自分で行う健康管理の支援ができるような体制を作りたい、
そして、仮設住宅に住む方々が新たな生活の地で、地域社会の絆力を蘇らせる活動にお力添えしたいと願い、取り組み始めたものです。
この活動に協力してくださる看護職の方がいらしたら、是非事務局までお問い合わせください
記念すべき第1回目

9月17日(土)多賀城市の山王仮設住宅の談話室において、「身体と心をリラックス・リフレッシュ」をテーマに「なでしこ茶論」が始まりました。
住民の方が来てくださるか心配しておりましたが、11名(30歳代~80歳代)の方が来室して下さいました。
お子さんと一緒に来て下さった方やご夫妻でお越しくださった方、買い物前や仕事を終えて立ち寄って下さった方など、様々な方が「茶論」を利用して下さいました。
日本リラクゼ-ションフットケア協会の協力を得て、ハンドケアやフットケアを実施しましたが、大変に好評でした。
また、お好みを伺い素敵な茶器によるお茶のサ-ビスも自然に語らいの場となっていました。
参加者の中には、話を聞いてもらって、「悪いものがスーッと、出て行った気分」「硬くなっていた体が動くようになった」と喜びの声も寄せられました。
また、ハンドケアやフットケアは自然な語りあいを作りだしていたように感じました。
笑顔で帰られた皆さんの様子から、次回の開催に向けて私達の背中を押してもらった気持ちになりました。
月に2回の「なでしこ茶論」の開催ですが、長期的に継続した活動をしていく予定です。

第2回目・第3回目
第2回目は9月28日、第3回目は10月12日に開催いたしました。
参加者の方は10名前後で、毎回、半分は、新しい方がお見えになっています。
中には3回連続で「お馴染さん」になっていただいている方もいらっしゃいます。

自分の家の前でお花を育てている方にご了解を得て、写真を撮らせていただきました。
いろんな種類の花が、所狭しという感じでした。
2回目からは、「花」が用意され、一段と和やかな雰囲気を作り出しています(下の写真、中央)。

また、季節を感じる「お茶の友」(3回目は秋の落雁で、イチョウやモミジの一口大で…写真がないのが残念)が「別の花」を添え、お茶も進んだようでした。

手作りの小物を持参し作ってみませんかと呼びかけたところ、和裁が趣味だった参加者の方から、「作りたい」とのお返事。
では、手作りスカーフを12月に作りましょうと商談?成立。拍手の場面です。
次回は、10月28日金曜日の開催予定です。
この活動に協力してくださる看護職の方がいらしたら、
是非、事務局(TEL: 03-5813-7395)までお問い合わせください

2014年6月4日