講演会「生活習慣病を防いで認知症を予防しよう!」

3月13日(日)14~16時、東松島市コミュニティセンターにて、平成27年度 東松島市地域復興活性化モデル事業「さよならメタボ 暮らしの中で健康生活習慣を」の最終プログラムである講演会を開催いたしました。

講演会のテーマは、「生活習慣病を防いで認知症を予防しよう!」。
誰もがなりたくない認知症、今まさに多くの人が知りたいテーマでもあり、114名と多くの方々が参加して下さいました。

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講師は、順天堂大学大学院医学研究科認知症診断・予防・治療学講座客員教授である、田平武先生をお招きしました。

 

講演は、実験データや実例などを用いながら生活に密着した内容を解説いただき、とても興味深くわかりやすいお話でした。

皆様、自分自身やご家族(配偶者)の問題として、熱心に聞き入っていました。
最後には会場からの質問もあり、実りの多い講演会でした。

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講演会で学んだこと

・認知症、特にアルツハイマー病は発病の20年も前からその徴候が始まっている。その無症候期からの予防が必要である。

・認知症予防のヒントは生活習慣の中にある。

・認知症を予防するために心がけること
①よく運動すること
②趣味を持つこと
③社会参加をすること
④高カロリー、高脂肪食を避け、食べ過ぎないこと
⑤黄緑色野菜、魚介類をよく食べること
⑥ストレスを解消し、よく笑うこと

参加者の皆様の声

・難しい話かと思っていたが、とても楽しくわかりやすい話でよかった。

・今から認知症にならないように、教えていただいたことを実行したい。

・改めて生活習慣の大切さがわかった。毎日心がけて健康長寿に努めていきたい。

photo3最後に、田平先生が執筆された『認知症予防マニュアル』(健康ジャーナル社 刊)が配られました。
参加者の皆様は、本を片手に笑顔で帰られました。

2016年4月12日