「なでしこ茶論」毎月続けています!

photo1今年の7月から「なでしこ茶論」は、災害復興住宅あおい地区の集会所へ場所を移しての開催となります。

 

震災から5年目の今年、仮設住宅では住民の転居が一気に進んでいます。このたび、近隣に移転された方々が引き続き参加してくださっていることもあり、近くの災害復興住宅の集会所に「なでしこ茶論」の会場を移すことになりました。もちろん、仮設住宅に残っている方へはお声掛け、気配りを続けさせていただきます。

矢本運動公園仮設住宅の集会所で開催している「なでしこ茶論」は、通算40回目、毎年延べ200名ほどの参加者が集う、知る人ぞ知るお茶っこ会になりました。

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お茶っこしている方々と話に花が咲き、今日は歌に合わせて手・足・口の運動。
毎回、楽しく役立つ企画を練って開催しています。
年配の方も運動が好きじゃない方も、みんなで一緒にやると思わずできてしまうのが、「なでしこ茶論」の良いところ。
次回はどんな企画になるでしょう?

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最近の体調を伺いながら、皆さんの暮らしぶりや、周りでちょっと気になる方の心配事などもキャッチできます。高血圧や糖尿病など持病がある方には定期受診、内服の継続、食事状況なども確認しています。
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奥の方を見渡すと、ハンド・フットケア、爪切りケアを受けている方々の様子も見えます。

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必要に迫られて始めた爪切りケアですが、参加者の需要が大きく、喜んでいただけるケアの一つです。
爪のことで悩んでいる方、意外に多いのです。誰に相談していいのか悩んでいる方、あきらめている方は少なくないのではないでしょうか。
爪のケアを通して次第に心が開かれ、信頼関係が生まれてきています。
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ここでの看護活動、まだまだ私たちにできることはたくさんあります。
有志の方、ぜひ私たちと共に活動しましょう!
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2016年7月21日