ボディ-タッチ体操で転倒予防&餃子作り準備会

 電車を降りた瞬間、風の冷たさに「ここは陸前山王!」と思いました。
今月は師走、仮設住宅前の背高泡立草も黄金色から枯葉色になっていました。
                     
でも集会室の部屋にはクリスマスツリ-が飾られ、人の温もりが感じられます。
第26回目(12月7日 金曜日)のなでしこ茶論の時間帯は、森光子さんを惜別するテレビ放映時間と重なりました。
お茶っこ会でも一時、テレビに映る芸能人の姿を目で追いながら、芸能人の品定めのおしゃべりに花が咲きました。
さて、本題です。
寒くなるこの季節、歩くことが少なくなり足の筋力が低下しがちです。
転倒の危険性を少しでも減らすため、前回と同様に転倒予防体操を組み入れました。
今日はNHKの「ためしてガッテン」(2012年12月5日放映)で紹介された「ボディ-タッチ運動」。
1日に1分程度で良いことと、椅子に座ってできるので安定感のある体操です。
3~6カ月続けると、転倒防止の効果が期待できるそうです。
1.まず体の部位に番号をふります。
例:右肩が1 左肩が2 右腹が3 左腹が4 頭が5 へそが6
*難しい場合には数を減らしてもかまいません。     
2.グループの一人がまず足踏みのペースに合わせて番号を2つ言います。
他の人は、その言われた番号が指している場所を続けてタッチ!

言われた番号と違う場所に手を置いてしまう場面もあり、
笑いながらの「ながら力」で脳の活性と足の筋力アップになったのでは?
「なでしこ茶論で、毎回出来るとよいですね~」との声も・・・。
「継続は力なり」。是非、継続してみてください。

また、足裏が冷たいと転倒の危険性が高まるとかで、
足先がポカポカになる「ガッテン流イナバウアー体操」の紹介をしました。
左の写真は住民の方による模範演技です。

お茶っこしながら、次回の餃子作りの打ち合わせ。
参加した住民の方々が主体となって準備の話が進められました。
社協のメンバ-にも声をかけて、人集めやお鍋などの借用の段取り、買い物担当者などを着実に決めていきます。
住民の皆さんの主体的な動きを見て、
彼らの力を引きだす企画をもっと沢山考えていくことが重要だと実感しました。
   

なでしこメンバ-の三浦さんが、この時期にしかない仙台銘菓の「晒よし飴」を持って来てくれました。
一見硬そうですが、繊細な極細のガラス棒を束ねたような純白の飴はもろくて、
食べると口の中で綿あめのように、ファ~と溶けてしまう不思議なお菓子です。
16時に皆さんに見送られて帰路につきました。
新幹線に乗り継ぐのに少し間があったため、
仙台駅前のアーケードを歩いている時に震度5の地震に遭遇しました。
道路が波打つのを体感しました。
津波警報がスピ-カ-から流れ、新幹線は完全にストップしました。
山王仮設住宅の皆さんがとても気がかりです。
けがなどなく、無事であることを祈っています。

2012年12月10日