笑いヨガで元気になろう──笑いは元気の源です!

て・あーて東松島の家で何度か体験会を開催してきた
こころと体が元気になる「笑いヨガ」。

なぜ「笑いヨガ」はこころと体を元気にしてくれるのでしょうか?

大きな声で笑うと、有酸素運動と同じような効果が期待できます。
血流が良くなり、身体がポカポカします。ストレス解消にもなります。

同じ笑いでも、照れ笑いやごまかし笑いでは有酸素運動にはなりません。
作り笑いでも、“ワッハッハッ”と大きな声を出せば、
笑った時と同じ脳への刺激があるそうです。

笑いヨガ」で大笑い!

健康講座で行われた「笑いヨガ」の様子をご紹介します。

最初に手拍子で準備体操。
手拍子の位置を上下に動かしながら、「ホッ!ホッ!」「ハッ!ハッ!ハッ!」
リズミカルに息を吐き出すことで横隔膜が上下します。

次は立って「ホッ!ホッ!」「ハッ!ハッ!ハッ!」
準備体操ながら、ちょっと息が上がるくらいの運動です。

さらに、声を出して笑うことへの気恥ずかしさも吹っ飛び、
作り笑いが自然な大笑いへ、表情がほぐれて、声が一段と高くなります。

笑いの種類にもいくつかバリエーションがあります。

●握手笑い
普段あまり話したことがない方でも、握手しながら向き合って笑うことで交流が深まります。

●静電気笑い
相手に触ったら“ピリッ”と静電気を感じて、手を引っ込めて「ははは」と笑い合います。

●ライオン笑い、すっぱい顔笑い
表情筋や口の体操を行いながら笑い合います。

●一万円笑い
一万円をお尻に挟んだつもりで力を入れ、それを落とさないよう「ははは」と笑いながら動きます。骨盤底筋が鍛えられ、尿漏れ防止になります。

笑いの種類は他にもたくさんありますが、しっかり行うと汗がにじむくらいの運動になります。

笑いの後には、子どもに返るおまじない「いいぞ! いいぞ! イエーイ」と声を出しながら、両腕を大きく広げます。
胸がいっぱいに開き、とっても気持ちいいです!

障害があっても「笑い」は伝わる

7月に「視覚・聴覚語らいサロン in 東松島」で、笑いヨガを行う機会がありました。
視覚・聴覚障害の方々と笑いヨガを行うのは初めてです。

事前に担当者から、「声や動作を揃えることは難しい」と聞いていたため、ゆっくり話すことを心がけました。
そして笑いやかけ声はそれぞれのタイミングで、全体で揃えなくてよいことを伝えました。

手話、要約筆記者、ガイドヘルパーの方々のサポートのもと、握手笑い、静電気笑いから始めました。
握手やタッチで触れて笑い合うことで、笑いのタイミングをつかめたようです。
視覚・聴覚障害があっても、触れることから始めることで「笑いヨガ」は伝わるものですね!
参加者の皆さんとともに楽しくセッションを行うことができました。

笑った後は、いつものように「いいぞ! いいぞ! イエーイ」の声が会場全体に響き渡り、参加者の皆さまからは「元気になった」「心がひとつになった」との感想をいただきました。

笑いは元気の源です。
みんなが集まるところに笑いあり!
皆さんも元気いっぱい笑って下さい!!

(記 中山)

2019年9月24日